• 更新 : 2011.05.21

[特集]震災後のスポーツ


 日本のすべての価値観が粉々に崩れ落ちた日、2011年3月11日。
 自然の前では人間はちっぽけな存在だと思い知らされた。
 そして、あるのが当たり前だった水、食べ物、電気の大切さを痛感した。

「こんなときにスポーツなんてやっている場合か」
 スポーツが平和の上に成り立っていたのだと気づいたとき、日ハムのダルビッシュや阪神の金本をはじめ、多くのアスリートが無力感にさいなまれた。
 Jリーグは第1節を終えたところで中断となり、プロ野球は開幕を延期。バスケットボールは戦いから離脱するチームが出て、バレーボールはリーグ戦を打ち切った。

 彼らは自己否定した。しかし「スポーツにできることは何か」と自問自答したとき、「やめる」ことではなく「進む」ことを選んだ。
 その結果、復旧・復興へとベクトルが傾いたとき、人々に大きな力を与えてくれることを示した。
 4月12日にプロ野球が開幕し、4月23日にJリーグが再開したときの熱気は、その裏付けになるのではないだろうか。

 震災後の日本のスポーツは、「社会貢献や地域貢献」という意味合いを含むようになったと思う。
 大きな犠牲を払い、奈落の底に突き落とされた状況の中で、そういうスポーツの新たな側面を見い出せたことを、あえて前進と捉えたい。

 
 
[スポーツ界ができること]
桜の花咲くころに-2011.5.3.宮城県牡鹿群女川町にて-/バスケットボール
本田千尋=文

笑みを忘れた波乗り人/サーフィン
小山内 隆=文

オールスター戦を継続させよう/フットサル
滝沢康英=文

ぬくもり/サッカー
吉本和孝=文

不変(かわらず)/新日本プロレス
吉本和孝=文

ボランティアこそ一流選手の証
三浦敬介=文

時系列で見る。プロ野球開幕までの道
滝沢康英=文


[震災後の各スポーツの支援活動] 
震災後の各スポーツの支援活動/プロ野球
滝沢康英=文

震災後の各スポーツの支援活動/J1クラブ①
滝沢康英・小谷紘友=文

震災後の各スポーツの支援活動/J1クラブ②
滝沢康英・小谷紘友=文

震災後の各スポーツの支援活動/ゴルフ
滝沢康英=文

震災後の各スポーツの支援活動/JBL
滝沢康英=文

震災後の各スポーツの支援活動/bjリーグ(イースタンカンファレンス)
滝沢康英=文

震災後の各スポーツの支援活動/bjリーグ(ウエスタンカンファレンス)
滝沢康英=文

震災後の各スポーツの支援活動/Fリーグ
滝沢康英=文

震災後の各スポーツの支援活動/その他のスポーツ
滝沢康英=文

[編集後記]
スポーツとはなんぞや
滝沢康英=文






書籍紹介

負けない自分になるための32のリーダーの習慣
澤 穂希 /幻冬舎
目標は「言葉」にすれば、必ず実現する。ブレずに強い心で戦い続けるための習慣。成功を引き寄せる、「有言実行」のメンタル術。

僕は自分が見たことしか信じない
内田 篤人/幻冬舎
彼はその端正な外見だけではない。男らしい一面をもっている。誰よりも優しい心を持っている。そして、だれよりもサッカーに対して真摯だ。

不器用なもんで。
金子 達仁 /扶桑社
『渡り鳥シリーズ』、『仁義なき戦い』など映画に出演し、『昔の名前で出ています』、『熱き心に』といった数々のヒット曲を生んできた小林旭。金子達仁が鮮やかに描き出す一冊。

サッカーの見方は1日で変えられる
木崎 伸也/東洋経済新報社
ボールを追うのは3流、フォーメーションを論じるのは2流。 では、「本当のプロ」はどこを見ているのか?今日からできる「プロの観戦術」を初公開!

バルセロナが最強なのは必然である グアルディオラが受け継いだ戦術フィロソフィー
オスカル・P・カノ・モレノ /カンゼン
 “美学”と“効率”が両立されている バルセロナのサッカーの本質に迫る一冊

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
長谷部誠/幻冬舎
『心は鍛えるものではなく、整えるものだ。いかなる時も安定した心を備えることが、 常に力と結果を出せる秘訣だ。自分自身に打ち勝てない人間が、ピッチで勝てるわけがない。』

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